2006年02月23日

カール・ヒルティ『眠られぬ夜のために 第一部』(草間平作、大和邦太郎訳、岩波文庫)より

つねに金銭に関して安らかな生活を送りたいと願うならば、たとえどんなに少額でも、その収入の一定の歩合を善行の目的のために使うことから始めねばならない。(四月十日)

なお、この文章の後でヒルティは「・・・なにかの団体や施設に寄附すれば、それでもう大きな善行をしたつもりでいるのだ。これは全くのごまかしであって・・・」とも述べている。
posted by O at 23:48| 引用句集 | 更新情報をチェックする